Since 1982

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フォックスファイヤーの由来

The foxfire Book

 1966年、米国ジョージア州ラビーンの高校教師、エリオット・ウィギントンは、生徒達が勉強したがらないことに頭を痛めていました。そこで、ある日、生徒達に「一体何がやりたいんだ?」と聞いたところ、「抽象的な知識を間接的に教えられるのではなく、それを実践している人のところへ行って直接学びたい」と答えたといいます。
 そこでウィギントンは、伝統的な技術や知恵を伝承しながら生きている人達のところへ生徒達を向かわせ、見聞きしたレポートを書かせることにしました。すると生徒達は、それまでとは見違えるほど積極的になったといいます。ウィギントンはそのレポートを一冊の本にまとめ、『ザ・フォックスファイヤーブック』と名づけます。これがその後にシリーズとなり後世に引き継がれていくことになります。
 フォックスファイヤーとは、もともと枯れ木に生える菌類が発する燐光のことをいい、この運動が行われていたRABUNの山々によくみられた現象でもありました。その崇高な自然現象から「自然という教師が人間に与え続けている知恵の象徴」と考えられてきたのです。・・・自然から学んだナチュラリスト達の知恵を生かして、本物のアウトドア・クロージングをつくりたい・・・ そんな想いを込めて、私達は自らのプロジェクトを「フォックスファイヤー」と名付けました。

それは4つのフィッシングベストからはじまった

Foxfire Flyfishing Vest

 1982年にフォックスファイヤーブランドは誕生しました。そしてカナダ・クイーンシャーロット島での原野体験から着想を得たゴールデンスプルースが最初のシンボルとして選ばれました。フォックスファイヤーのものづくりは4型のフライフィッシングベストからはじまります。それは、この日本でフライフィッシングのパイオニアとして活動してきた私たちの知恵から生まれた作品でした。

幅広いラインナップ

 それから四半世紀、私たちはいつもフィールドの体験から得た知恵をものづくりに反映させ、様々な製品を開発し続けてきました。そして現在、フォックスファイヤーは幅広いラインナップを揃えるアウトドアブランドへと発展しました。

True to nature

自然に対して正直であること。自然に挑戦するためではなく、自然と共生するために。

True to nature
True to nature
True to nature
True to nature
True to nature
True to nature

Timeline


Real Clothing

リアルクロージング

 フォックスファイヤーは一貫して、FashionやWearをつくろうとしているのではありません。またいわゆるApparelをつくろうとしているのでもありません。Real Clothingをつくりだそうとしているのです。Clothingという言葉には一番「道具」に近い意味があります。Wearは「着る」という行為に比重がおかれています。Fashionは広く生活全体の流動的な価値観が強まります。ApparelはWearの補足的な意味が強いのです。Foxfireはナチュラリストのためのリアルクロージングを目指しています。

Quiet Sports

クワイエットスポーツ

 フォックスファイヤーが立上げ当時から取り扱ってきたテーマが「クワイエットスポーツ」です。クワイエットスポーツとは、その名のとおり、自然の中で騒ぎたてることなく穏やかに楽しむスポーツのこと。フライフィッシングは代表的なクワイエットスポーツのひとつと言えます。だから自然を壊してしまうようなスポーツのための衣服はつくりたくありません。フライフィッシングというスポーツが持っているエコロジカルなマインドを原点としていきます。フライフィッシング、クロスカントリースキー、トレッキング、バックパッキング、クライミング、カヌーイング・・・自然と共にあるこのすばらしさを知る人々に貢献するクロージングをつくっていきます。
 それは、「自然への挑戦」や「自然の征服」とは異なり、「自然との融和」「自然との共生」をなす知恵から発生しています。そして、それはフォックスファイヤーの総てのものづくりの思想やテクノロジーに結びついています。