フィールド仕様の次世代カメラザック 『フォトレック デュラレージ32』

フィールド仕様の次世代カメラザック 『フォトレック デュラレージ32』

フィールドインプレッション

細かな気遣いと極限までの軽量化が、アクティブな撮影をサポート

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 私が今まで使用してきたカメラバックの数は20以上。これが多いか少ないかは別として、私はかなりのカメラバックフェチだと思っている。ちょっと気に入ったものは端から購入する。しかし、現在まで手元に残っているのは日本国内では未発売の海外ブランド品一つと、既に廃盤になって今では手に入らないモデルとの二つ。
 この二つの共通点は「軽量」なこと。山中を歩いて動物を探すことの多い私には重量にはシビアになる。一般のカメラバックはカメラやレンズのガードをしっかりしようとするあまりパッドや仕切りが厚くできている。その結果、大きく重いバックとなってしまう。手元に残してあるバックは極限までパッドや仕切りを薄くすることで重量を軽くしコンパクトな仕上がりになっている。

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 デュラレージ32はまさに私の希望にあったバックに仕上がっている。外観はバックパッカー仕様。一見カメラバックに見えないのだ。海外取材などの多い私にはセキュリティー上とても重要なこと。作りは登山用のザックの中にカメラ保護用の仕切りを組み込んだ感じ。仕切りを薄くし、軽量化されている。内容量もサンプル写真を見ていただくと分かるが静止画撮影の機材以外に動画用撮影用のライトやマイクまで入ってしまう。外観からは想像できないほどの収納力だ。仕切りは取り外し可能なので500mmクラスの超望遠レンズにも対応できるのも自由度が高く気に入っている。シェルの生地は撥水性の強い生地で出来ているので湿った地面に直接置く際も置き場所に神経を使わなくてすむ。外部ポケットも充実していて、メインポケットは間口が大きく15インチのMacbookProも収納可能だ。

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 まだ使い始めて1ヶ月ほどだが、私の山行取材のメインの位置を獲得している。細部までよく作られていてこれ一つでおおよその取材はこなせると言った印象を受けたが、あとは日々使い込んでみて耐久性を試してみたいと思っている。

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福田 幸広(Yukihiro Fukuda)

<WEBサイト>しあわせ動物写真家・福田幸広オフィシャルサイト