プロフェッショナルの声を取り入れた『スコーロン・アルティメットシリーズ』

2018.07.10 Update

今年、発売10周年を迎えた画期的な防虫素材「 スコーロン」に、動物写真家やネイチャーガイドなど、過酷な自然環境下で活動するプロフェッショナルの声を取り入れた「アルティメットシリーズ」が登場。

 

肌面撥水素材により、発汗時も生地の肌離れが良く、突っ張った際に虫に狙われやすい肩・肘部を2重にしたフーディ、膝をついての作業時に便利なニーパッド用ポケットや裾からの虫の侵入を防ぐインナーカフス付属のパンツなど、プロユースにも耐える仕様になっています。

 

 

不快な虫がいる場所は暑くて湿気も多く、汗をかくという前提で、これまでのスコーロン製品には基本的に薄手の素材を選定していましたが、フィールドスタッフからフィードバックされたコメントの中には、

 

『フィンランド湖水地方の虫は凶暴で、2枚重ねでないと防げない』

『北海道の湿原などは、虫がいる季節でも寒い所もある』

 

など、活躍するフィールドは多岐にわたり、環境も様々でした。

 

フィールドスタッフによる虫に刺されやすい箇所の検証結果

 

 

その中でも、

 

『凹凸のある生地は平滑な生地より刺されにくい』

『たくさん汗をかくと生地が肌に張り付き刺されやすくなる』

 

といった、開発のヒントになるコメントを元にアルティメットシリーズの素材選定を行ないました。

 

カットソー素材には表面に凹凸感、多少の生地厚もあり、そして何より汗をかいても肌に張り付きにくいように、肌面撥水機能をもった「カラット」を採用。

 

 

この素材を使用した「SCアルティメットフーディ」は、フードの開口部を少なくしたバラクラバタイプで顔の回りをしっかりガード。袖口はサムホール付きで手の甲の虫刺されや日焼け対策も可能です。

また、フィールドで酷使されやすい肩と肘部は生地を2重にして補強、突っ張った際に虫に狙われるのも防ぎます。

 

 

 

 

一方、パンツ素材には藪漕ぎにも耐える強度の素材を採用。

この素材を使用した「SCアルティメットパンツ」には、尻部は汗をかいても張り付かないよう2重仕立てなっています。また、裾にはスコーロン素材のインナーカフを付け、足元からの虫の侵入を防ぎます。

 

 

 

 

その他、フェイスシェードとネックシェードを付属し、頭や顔、首のガード性能を高めたハットや、引き裂き強度とストレッチ性に優れた素材を採用したゲーター、グローブなどもラインナップしています。