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岩魚岩第二弾
大好評を博した“SPECIAL PRODUCTS岩魚岩”がまた愛らしい表情でやってくる!前回のグラフィックはそのままに、特にTシャツは着回しや着用シーンを考えた幅広いカラーバリエーションで展開。人気のタックルベストの他、今回は利便性の高い巾着ポーチもラインアップしました。アウトドアクロージングの新たなアイコンとなったあの岩魚岩、ここに再び躍動します。

川の環境

地表の水が集まり流れる川。
その環境は水源の環境や地形によって変わる。
水量が多い川、少ない川、川幅が広い川、狭い川。
人が視覚的に確認できるのはこのぐらいだろう。
その先三次元に広がるのが水中だ。
魚たちは生まれ持つ特性を理解し自分たちの居場所を模索する。
釣り人は魚の居場所を三次元に想像しながら竿を出す。
それこそ渓流釣りの醍醐味だ。

イワナってなんで
「岩魚」って書くのだろう?

お寿司屋の湯呑に描かれる魚へんの漢字、例えば鯛、鮪、鮭、 魚の名前を漢字で表す際、横になるひとつひとつの文字はそれぞれの魚の特徴を表すこと が多い。では岩魚はどうだろう?

【岩魚(いわな)】とは岩にひそむ魚の意味だそうです。山深い谷川の谷間に潜み棲むのでこの名があるそうです。

― お魚の文化誌(蛇社) ―

岩魚は棲み処の特徴が直接漢字名になったのだ。じっと川辺で水中を眺めていると、岩が突然動きだすかもしれない。まさしくそれこそが岩魚岩。

岩魚について学んでみよう!

分類

サケ目サケ科サケ亜科イワナ属

学名

Salvelinus leucomaenis (pallas)

形態

全長20~40㎝(降海型~70㎝)。側線部から背部にかけては白い斑点、腹部にかけては黄色、橙色。胸鰭、腹鰭の先が白いのが特徴。また、イワナの降海型はアメマスと呼び、斑点が大きいのが特徴。

種類と分布

斑紋などは住んでいる地域個々によっても大きく異なる。地方変異を亜種にわけると、エゾイワナ/アメマス(東北・北海道)、ニッコウイワナ(東北~近畿地方)、ヤマトイワナ(東海地方)、ゴギ(中国地方)の4種類と言われている。

生態・生息環境

水温が真夏でも25℃以下(適水温15℃以下)を好み山女魚に比べると上流部や標高の高い場所を好み、比較的水量が少ない沢のような場所でも、段差がある水域でも岩陰などに身を潜め生活することができる。河川や湖で一生を過ごす陸封型、海に下る降海型に分かれる。食性は、水生・陸生昆虫、小魚、時にはサンショウウオやカエルなども捕食すると言われる。2歳くらいになると成熟し、産卵期は9月中旬~12月上旬。寿命は長いもので6年~8年。

    【参考文献】
  1. お魚の文化誌(蛇社)
  2. サケマス・イワナのわかる本(山と渓谷社)
  3. イワナをもっと増やしたい!(フライの雑誌社新書)
    【写真提供】
  1. Ogasan
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