
Foxfireがシステマティックかつトータルに展開する、ウェットウェーディング専用アイテムをご紹介。
一見、気持ち良さそうな夏の渓流釣り。でも本当は過酷そのもの。ジリジリと照り付ける太陽、木陰に入れば飛び交い・這い上がってくる虫、季節が進み相当賢くなった魚、勾配激しい渓での無理ある体勢でストーキング、突然のゲリラ豪雨と増水のリスク。そんな渓流フィールドでも釣りをクールに組み立ててゆく貴方のために、Foxfireのウェットウェーディングアイテムがあります。
季節やフィールドに合わせて、どのようなスタイルをビルドアップするか?という「使いこなし」「着こなし」が何より大切なポイント。そこで、ウェットウェーディングに向けて作られた各アイテムを紹介するとともに、日本でよく見られる渓相それぞれに向けた4つのスタイリングを提案いたします。
全てのスタイリングのベースとなる、ウェットウェーディング向けに開発された水陸両用タイツ。4ウェイストレッチ・3Dスキンのトリコット素材、運動工学に基づく3Dカッティング、凹凸のない特殊縫製「フラットシーマ」などの最新テクノロジーよって、濡れた状態でも動作性や着用感に優れたタイツです。また薄く軽い生地厚ながらも、耐久撥水効果によって保温性も十分に確保。クロロプレンのニーパッドは、補強・保護の機能のほか、ウェーディングゲーターのずり落ち防止にも有効です。
タイツと同じく、4ウェイストレッチ・3Dスキンのトリコット素材、運動工学に基づく3Dカッティング、凹凸のない特殊縫製「フラットシーマ」などの最新テクノロジーよって、濡れた状態でも動作性や着用感に優れています。また薄く軽い生地厚ながらも、耐久撥水効果によって水に濡れた際の保温性を確保し、高いUVカット性能も併せ持っています。スコーロンなど、化繊カットソーの下に組み合わせての着用がお勧め。
優れた撥水性と細身のデザインにより、水流の抵抗を軽減。尻部や膝にはストレッチ素材を採用し、細身ながらあらゆる動きに追従。膝の上下、膝裏、内股、腰ヨークには細かな穴開き構造による優れた通気性と排水性を実現したウインドパス素材を配しています。膝裏には市販のニーパッドを挿入できるパッド用ポケットを内蔵し、ゲーターレス・ウェットウェーディングを実現。
ショートパンツの足さばきの良さとロングパンツの膝の保護性能を両立した7分丈仕様。優れた撥水性素材と、尻部や膝にはストレッチ素材を採用し、細身ながらあらゆる動きに追従。膝の上下、膝裏、内股、腰ヨークには細かな穴開き構造による優れた通気性と排水性を有するウインドパス素材を配しています。膝裏には市販のニーパッドを挿入できるパッド用ポケットを内蔵し、ゲーターレス・ウェットウェーディングを実現。
優れた撥水性と運動性を持ったウェットウェーディング仕様のショーツ。背面にはストレッチ素材を採用し、足上げがしやすく尻部の強度を確保。内股、腰ヨークには細かな穴開き構造による優れた通気性を有するウインドパス素材を配しています。源流部のウェットウェーディングに限らず、トレッキングショーツとしても歩きやすく機能性に優れたショーツです。
ロングパンツとスリークウオーターパンツには、市販のニーパッドを挿入できるポケットを膝に内蔵。ゲーターレスでも膝を保護できます。
ニーパッドはスポーツ用やガーデニング用などが様々なタイプが市販されています。参考例としていくつかのパッドをご紹介します。
「軽さ」と、ゲーターとして重要な「保温性」「クッション性」という相反する性能に対し、絶妙な厚さとして1mmクロロプレンを本体に採用、さらに膝前部のみ5mm厚クロロプレンを付加しました。これにより大幅な軽量化に成功。また左右非対称で立体的に作られたオリジナルパターンにより、優れたフィット感を実現。膝前部の立体パターンが膝の出っ張りにフィットし、そのすぐ上でベルクロ固定することでずり落ちにくく、下部もふくらはぎをしっかり包み込むようなベルクロレイアウトで、確実に着用することができます。
「軽さ」と、ウェーディングソックスとして重要な「保温性」「クッション性」という相反する性能に対し、絶妙な厚さとして本体部1mm、足裏部2mmクロロプレンを採用。大幅な軽量化に成功しました。左右非対称で立体的に作られたオリジナルパターンでフィット感も抜群。ロングタイプは、ゲーターを使用しない沢登り、釣行を想定しています。
「軽さ」と、ウェーディングソックスとして重要な「保温性」「クッション性」という相反する性能に対し、絶妙な厚さとして本体部1mm、足裏部2mmクロロプレンを採用。大幅な軽量化に成功しました。左右非対称で立体的に作られたオリジナルパターンでフィット感も抜群。ショートタイプは、ゲーター併用仕様です。
吸汗速乾性とストレッチ性に優れたトリノクールと、濡れた状態でも高いグリップ性能を発揮するスリップストップを採用した、フィット感とグリップ力に優れたグラブ。水に濡れたロッドグリップはもちろん、源流部で岩を掴んでへつる際などでも、しっかりとホールドできます。
それほど高低差がなく、比較的気軽に川歩きができる流れであれば、ロングパンツだけでのシンプルなスタイリングがお勧め。ニーパッドを入れれば、転倒時の保護にもなるほか、キャスティングやランディング時の膝をつく動作も快適です。またロングパンツはウェーダー装着時のインナーパンツとしてや、トレッキングパンツとしても活用できるので、様々なシーンで使う汎用性を求めるのであれば、ロングパンツをベースにするのが良いでしょう。
里川的な下流ではまずはロングパンツのみ、上流部のブッシュに囲まれるような渓相になってきたら外付けでゲーターをアドオン。保護性能や保温性能が向上されるほか、ロングパンツ+ゲーターは「ヒル」の侵入対策としても効果的です。ウェットウェーディングパンツは、ひざ下が細身になっているため、ゲーターを被せても余分な生地による違和感もなく、快適な装着感です。
夏盛期の一般的なフリーストーンの渓流では、足上げ動作も確保しつつ、ニーパッド(別売)で膝前部が保護されるスリークウオーターパンツの選択がお勧めです。合わせるソックスをロング丈のULウェーディングLソックスにすれば脛丈夫までの保護・保温も確保できます。パンツ裾が濡れないことでツッパリ感がかなり低減されるとともに、ゲーターレス仕様となり、とても軽快に釣り上がりすることができます。
大岩を「またぐ」、岩壁を「へつる」、急登を「高巻く」、はたまた「泳ぐ」といったアクロバティックな身体捌きが求められる源流部では、足上げ動作と保護・保温性能とを、高いレベルで両立しなくてはなりません。そのためにはショートパンツにゲーターのスタイルがやはりお勧めです。新製品ウェットウェーディングタイツの上にゲーダーを装着すれば、タイツのニーパッド部クロロプレン素材の摩擦効果で、ゲーダーのズレ落ちが激減します。またアプローチ時や退渓下山時にはゲーターをとることで、蒸れ感や無駄な重量を無くせることも、このスタイルの魅力です。