1988年の発売から10年以上の長きにわたりFoxfireの定番としてリリースされてきた「グランドコート」。
2022 Fall & WinterにGORE-TEX WINDSTOPPERをメインファブリックに迎え、レトロなビジュアルに最新のスペックを融合することで、現代に相応しいアップデートが施されました。
新たなクロージングギアとして生まれ変わった定番アイテムが2023 Fall & Winterにもラインアップ。
商品紹介
定番のコーチジャケットスタイルはカットソーやフーディアイテムなどとの相性も良く、使い勝手は抜群。軽量で防風撥水の表地「GORE-TEX WINDSTOPPER」は天候を選ばずに着用できる機能性もしっかりと持ち合わせています。
ヒストリー
Foxfireは1982年のブランド誕生以来、多くのアウトドアマンの支持を受けながら、40年の歴史の中で多くの名作が生まれました。その中でも1988年の発売以来、10年を超えるロングセラーとなった「グランドコート」の歴史を紐解きます。
野球などのグランドで着るコーチジャケットをモチーフに作られた「グランドコート」。1988年の発売当時、パーカーの上にウインドブレーカーを羽織るアメリカのファッションスタイルがバス釣り愛好家の間で流行っていたこともあり、バスフィッシングシーンで特に人気を博しました。
当初は2色展開で販売され、その後もカラーバリエーションを増やしながら10年以上に渡って定番アイテムとして愛されてきました。
1999年に一度だけモデルチェンジを果たしています。このモデルチェンジを担当したのが、当時、入社して間もなかった現在の企画開発課長・松尾。その松尾が23年の時を経て、2022年、2023年モデルで再びデザインを担当しています。
40周年記念モデル「WSグランドコート」は、定番のデザインを最新の素材で蘇らせたメイドインジャパンモデル。裏地はフィッシュアイカモフラージュの「グリーンカモ」を組み合わせました。
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2023 Fall & Winterモデルでは新色のカーキが登場し、裏地にはFoxfireオリジナルのフィッシュアイカモフラージュ「ブラウンカモ」をチョイス。アウトドアでもタウンでも、様々なフィールドで使いやすいカラーに仕上げています。
フィッシュアイカモフラージュ
グランドコートの裏地に使用しているFoxfireオリジナルのカモフラージュ柄「フィッシュアイカモフラージュ」。フィールドで人間や動物の目を欺くための従来のカモフラージュとは一線を画し、水の中の魚眼(フィッシュアイ)から見た時にステルス性が発揮されるように開発されたFoxfireオリジナルの迷彩柄。1982年に発売されたブランドローンチアイテムであるフィッシングベストの裏地として初めて採用。裏地を表側にして着れば、魚の眼から見た時に自然に溶け込むので、警戒心の強いトラウトに気づかれにくくなります。
このフィッシュアイカモフラージュは、フィールドテストを繰り返し、独自の研究を重ね、開発されました。魚からは世界がどう見えているのか、迷彩柄はどう見えるのか。水中から魚眼レンズを使った撮影で再現。すると、一般的な大きいカモパターンは魚眼レンズで撮影すると目立ってしまう反面、カモパターンをより細かくすることでレンズに写りにくくなることがわかりました。こうした実験を重ねた結果、魚眼用カモフラージュパターンが誕生したのです。
フィッシュアイカモフラージュは自然環境の色彩に適応するため、グリーン、ブラウン、ストーンと3つのバリエーションを展開。2023年モデルのグランドコートには、ブラウンカモフラージュを採用しております。 厳しい冬が終わりを告げ、春の足音が聴こえ始めるフィッシングシーズン初期。また、木々が鮮やかに染まりだし、森が赤やオレンジでにぎやかになるシーズン晩期での着用を想定。枯れ草や紅葉の茶系色、くすみのある緑のカモフラージュになります。
商品詳細
身頃の裏地には、ブランドローンチアイテムのフィッシングベストの裏地として使われ、Foxfireを象徴するアイコンにもなっているオリジナルのカモフラージュ柄「フィッシュアイカモフラージュ」を採用。往年のグランドコートの形やオリジナルボタンのディテールはそのままに、ハンドウォーマーポケット、左胸裏の内ポケットなど、細かな点もアップデートを施しました。
当時はナイロンオックスにウレタンコーティングをかけたウィンドブレイク生地でしたが、復刻モデルでは防風透湿性に優れた最新のGORE-TEX WINDSTOPPERを採用。防風メンブレンが風や冷気をシャットアウトし、小雨程度でもしっかりガード。高い透湿性で衣服内の不快な蒸れ(水蒸気)は外側へ放出。様々なコンディションでも快適性を持続します。