佐藤 雄一『2022シーズン渓流アイテム』フィールドインプレッション

2022.10.13 Update

10月に入り、渓流ロスになっている今日この頃ですが今シーズン活躍してくれたアイテムのフィールドインプレッションをお伝えしたいと思います。

 

 

サクラマスが 終了した6月後半からソルトトーナメントにシフトしたわけですが、その合間を抜きながら足しげく渓流に通っていました。訪れたエリアはホームの宮城県は勿論、山形県、岩手県、秋田県の4県。会わせた釣行回数は21回。

 

私のメインアプローチはルアーフィッシングですがその内6回はフライフィッシングでした。私の釣行スタイルは3~4時間釣り上がり、帰りは林道や畦道を1~1時間半掛けて戻るパターンです。中には9時間掛けて上がって帰りは3時間かかったエリアもありました。

 

 

今シーズンも昨シーズン同様、極暑の日が多く炎天下の中では背中に熱がこもって著しく体力を消耗します。その点エキスパートメッシュベストなら心配も必要ありませんでした。ストレージ性も必要充分ですし張りのある素材で雨の中での釣行は勿論、落水しても水切れが良く型崩れもせず着心地も良好でした。日本の渓流シーンでのマストアイテムですね。

 

 

それからシーズンが進み8月になるまではウェットウェーディングスタイルで快適に釣行していましたが、アブが出てくると噛まれやすい体質なので対抗できなくなり、以降は最終までウェーダーでの釣行を余儀なくされました。

 

それでもこのエキスパートツーシームウェーダーはムレも感じる事なく(さすがに帰り道は暑さを感じますが)、考えられたカッティングで足さばきも良く滑りの良い裏地も動きやすさをサポートしてくれました。シーズン終盤に向けてアブの煩わしさから解放されて自分の思い描くゲームを展開できました。

 

 

そして最後になりましたが私の長い距離の釣行にも音を上げずサポートしてくれたストンクリーパーFウェーディングシューズです。前述のように移動距離が長いのでこのウェーディングシューズの軽さは大きな武器です。

 

それでいて傷み易いシューズサイドの耐久性も相当なもので、私は岩の間にグリグリと突っ込んで歩くのですがまるで問題無し。水はけ、屈曲性も良く、締め付けによる不快感も感じる事なく川の中も陸の上も快適に釣行できました。

 

さすがにフェルトはほぼほぼ無くなったのでシーズンオフに張り替えて来シーズンも活躍してもらいましょう。 次期に向けてアイテムをお探しの皆さん、これらのアイテムは一考の価値がありますよ。

 

 

 

 

佐藤 雄一 | Yuichi Sato

 

1982年より石巻シーバスフリーク会長。 東北のシーバス、ロックフィッシュ、サクラマス釣りのパイオニア。 現役ソルトトーナメンター。 「ギジー」、「鱒の森」等トラウト雑誌、「釣り東北」「つり人」等ソルトルアー雑誌、執筆。釣りビジョン出演。 バリバス、テンリュウ、ジップベイツ、バスディ、エコギア、フォレスト各フィールドテスター。

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